アウトバック

タイトル
第九ページ

ジョーのバックパッキング 
著者 濱田恵


  シドニーのあるニューサウスウエルズ州からケアンズのクイーンズランドへ。
そして今車でノーザンテリトリーへ移動しようとしていた。
タカさんがよーし、車に名前をつけようと言い出し!
そこで、俺達全員一致で愛車もベティさんとに決定。

最初はフォードのV8かワーゲンをと探していたんだけどなかなか見つからなくて、結局この
マツダの1300に決定 ぱちぱち (^^)
しかもイギリス人旅行者はいらなくなった小型のプロパン用のボンベや、マットなどもタダで
譲ってくれたので大変役立ちました。
 また、ここでルールを決定ひとつの目的地を通過する毎に車に通過した町の名前をマジック
で書き込んでゆく!
それいらい1日走るたびにベティさんに地名が書き込まれていきました。
ベティさんエアコンはないし、オーストラリアって沿岸部から内陸まで二百キロの間は緑豊か
なんだけど、それ以上は潅木だけの荒れ果てたアウトバックの世界であります。
とうぜん日中の温度は40度から50度ちかくまであがります。
ケアンズを出発してから1日700キロから800キロペースで走ってました。
四人で運転をかわりながら、ただ暑さとの戦いで結構体力いります。
このベティさんはオイルがすこしづつパッキンからもれていて継ぎ足しながら走っておりました。
しかもアクセルべた踏みで百十キロぐらいしかでないので。
通称ロードトレインと呼ばれる、三重連の大型トレーラー(これはまさに道路を走る列車そのもの。)
を追い越す際には命がけでした。
いくらオーストラリアが平らで道が一直線でも起伏があるため。
油断をしていると追い越しを掛けている最中に対向車と、のぼりきったところで鉢合わせなんて事
になりかねません。
 何度となくブレーキをかけハラハラしながら走りました。

 
めざすエアーズまであとちょっと
 
みんなでキャンプファイアよろしく自炊しながらの旅行でとても面白かった。
タカさんと竜ちゃん達は最初キャンプを張って寝てたんだ。
おいらは車の中があたたかいので車で寝ると主張して実際に一晩車内で眠りについたのだけど
翌日は、からだはあちこち痛いしおまけにとても寒かった。

  これで懲りたおいらはいっしょにテントに泊まることにしたんだけど、テントの暖かさに改めて驚
きやした。

途中車は数えるほど、ほとんどすれちがう車も見当たらなくなってきて。
ふっと標識を見ると次のガソリンスタンドまで270キロの標識、早速ガソリンタンクを購入しに町へ
買い物によりました。
 スーパーの中をタンクと晩御飯を探しにみんなで買いにいって。
おーっと、おいらいいものを見つけたんだ。
さーて、はてさて何でありましょうか?
そこで問題ってか。
  えーっと実は、じゃーん漬物セットです。(バネで押さえてピクルスを作るやつ)
これはいいものを見つけたと早速購入、忘れずに塩と白菜も買い込んで。
おいらの行動を見て、何買ってんの? いぶかしがる皆ですがお構いなし。
さてさて、再び一路エアーズロックに向かい左周りで南下するおいら達 ☆☆
  さてここから皆があきれる行動をおいらが始めるんだけど。
それは、走る車の中で白菜をばらして荷物の上にならべだしたんだ。
かるく日干しするのに、車の後部で皆の荷物の上に白菜をばらしてならべたもんで、
皆なにがはじまったんだって、わあわあ騒ぎだしやして。
おいらは構うことなくしばし白菜を干してました。
それからころあいを見て、塩をとりだし走る車の中で漬物をつけ始めたんだよなおいら!
まあ、走る車の中で漬物つけたのはおいらぐらいじゃないかって、皆で大笑いしてたんだ。

  さあ1日走り終えて、学校のグラウンドで車を止めて手製のハンバーグやら途中で買った
ソーセージ、そしておいらの特性白菜漬けをならべて。
いただきま〜す。
あれだけ日中は人にブウ・ブウとブーイングの嵐だったのに一変して皆食べるわ、食べるわで。
漬物は大好評であっとゆう間になくなってしまいました。 (^^;)

けっこう肉も好きでたいへん安いので、毎日食事がたのしみでした。
あとはハンバーガーやらフィッシュアンドチップスにもお世話になりました。
ご存知の方もおおいかもしれませんが、例のベジマイトあれはあまり好きにはなれませんでした。
好きな人はとても好きになるようですが。。。
ついにあのエアーズ・ロックへ到着、早速頂上へ
めざしていざ進軍と思いきや。
皆サンダル履きで。
あれ、これでのぼれるんかいな?
でも気にせずに上り始めたらげっチェーンが一本ある
だけで足元はつるつるすべるし。
とても急勾配でうわーっここを登るの?
こりゃ足を踏み外せばしたまで転がっていくしかない
じゃん。
事実毎年何人か足を踏み外しなくなっているそうな。
でも、観光地なんだから階段つけて
これってやっぱり間違い?
日本じゃすぐ階段つけそうな気がしますが。



む・む・む・これがあのエアーズ・ロック!?
あ〜れ〜 階段がないじゃん ☆
ひぇーっずいぶん高いとこまできたもんだ。

頂上にて記帳するおいら。
やったー。
ついに頂上征服って。そこで周りを見るとアッチにもあるぞ。
あれはMt オルガだって。
じゃ〜いざオルガへ ☆☆☆

2000/06/14 更新